オーディオユニオンお茶の水店 | オーディオの販売・中古買取 (東京都千代田区 御茶ノ水駅すぐ)

お茶の水駅から歩いてすぐのオーディオ専門店です。AccuphaseやLUXMAN、B&WにFOCALといったアンプやスピーカーなど国内外の本格オーディオを展示・販売しています。買取・下取もご対応致しますので、是非お気軽にご相談ください。
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-1 1F | TEL:03-3294-6766 | E-mail:ochanomizu@audiounion.jp

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Accuphaseの名誉あるA級500~600番代がモデルチェンジ、E-700へとジャンプアップしました。現在ではE-800がトップモデルとして君臨していますが、それ以前のトップモデルこのグレードでした。

プリメインアンプでは最初のA級アンプ E-530が誕生したのは2002年。それから20年間、唯一のA級プリメインアンプとして力作が送り込まれてきたクラスです。今回も非常に完成度の高い一台が送り出されました。
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Accuphase E-700

外観は他のモデルと同様に大型のディスプレイが採用されました。ディスプレイの拡大共にボリューム・インプットノブが左右にの端よりに移動しています。このため、E-650と比べると同サイズながらワイドな印象を受けます。もちろんボリューム・インプットノブには加飾が施されています。
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Accuphase E-650

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細かな変更点としてはサブソニックフィルターや抵抗値の表示が加えられています。ww
ディスプレイに「Ω」表示、操作パネルに「FILTER」(SUBSONIC FILTER)と印字されているのが確認できます。これは現行オプションボードのAD-60に対応したためとのことです。オプションボード周りでは、他にもスロット内部のカバーが悪目立ちしないようシルバーからブラックに変更されています。(写真に撮ろうとしたのですが、あまりにもわかりづらく、あきらめました。)
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手前がE-700、奥がE-650

また、天板のデザインが少し変わっています。どうやらヨーロッパの企画に併せたとのこで「コインが入らないよう」ドット型のスリットに変更されています。以前は無かった「高温注意」のシールもこのために貼り付けられているそうです。

さて、今回のモデルチェンジ、お待ちになっていた方も多いのではないでしょうか。E-800の後、通常はトップから順に変わってくるところ、E-280、E-5000、E-4000と更新され、E-650が置き去りになっていました。
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期待されていた皆様に、まずはお伝えしたいと思いますが、E-700。かなり良いです。ブログ担当としてもここのところのAccuphaseさんのプリメインアンプで一番好きな音作りです。誤解のないように申し上げると、ブログ担当、個人的に甘く伸びの良い音が好きなため、AccuphaseのA級がもともと好きですが...。

E-4000の艶感とスピード感、そして肉厚な音楽空間の表現に、柔らかく伸びやかな倍音が加えられたような。E-800・E-5000の特徴的な音作りにくらべ、圧倒的なバランス感覚のE-4000にいわゆる「A級らしさ」さが加えられたとような印象です。

それもそのはずで、実はこのE-700、E-4000のチームがそのままスライドして開発を担ったのこと。E-4000のすべてを知るチームが、E-4000をスタートとしてこのE-700を開発されたそうです。E-4000ではAB級ということもあり、ズシンとくるダイナミズム・力強さを重視していたそうですが、E-700ではその力感をスポイルせずに如何にA級らしい伸びやかさ、響きの良さを表現できるか、という点を重視されたそうです。その点から見ると、E-4000と比べてみるのも面白そうですね。

E-700、出力はE-650の30Wから35Wにアップ、ダンピングファクターも1000を達成。低インピーダンスにもより強くなりました。同じ開発者がC-3900で苦労して成し遂げた『ANCC』※+『Balanced AAVA』ボリュームも、もちろん組み込まれています。※雑音・ひずみ低減技術(Accuphase Noise and distortion Cancelling Circuit)
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「A級らしい」響きの良さからクラシックが美しく聴けるのはもちろん、E-700はどんなジャンルを聴いても不足を感じない力強さも兼ね備えています。非常に完成度の高いプロダクトです。甘やかでしなやか、もし「琴線に触れる音」というものがあるとしたら、E-700は一つの答えではないかと感じました。

たとえ「聴くだけ」であったとしても、もちろんかまいません。日本に今こういう「音」があるということ、そしてその「音」がどんなものなのか。一度でいいから聴いてもらいたい。知ってもらいたい。そう思わせてくれるアンプです。

本当に、一度で結構ですので、聴いてみてください。皆様のご試聴、心よりお待ちしております。


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近年一番の大ヒットとなったSonusfaberのLUMINAシリーズ。洒脱なデザインと明るいサウンドで人気のシリーズに、スペシャルエディションが登場しました。

これまで日本国内での取り扱いはLUMINA I、LUMINA III 、LUMINA CENTERの3機種のみ。本国ではラインナップされていたII&Vですが、国内では入手できませんでした。

II&Vへのご要望が高まってきたタイミングでもあり、このスペシャルエディション、LUMINA  AMATORシリーズは発売前から注目を集めいていました。

お茶の水店でも発売に合わせて最注目のLUMINA II AMATOR 、REDカラーを展示開始しました。

早速写真多めでご紹介していきたいと思います!
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非常に美しい仕上げ。この鮮やかな赤はStella Melodyを思い出しますね。リスニングルームが華やかになります。
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「フロントバッフルには、同社の上位モデルとなる“Amati G5”や“Stradivari G2 Anniversary”で初めて採用された、木目を45°の角度に合わせながらグロス塗装を施した印象的な意匠」
・・・ノアHPより
https://www.noahcorporation.com/product/lumina-2-amator/

どの角度から見ても美しいですね。
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さて、お茶の水店では大ヒットモデル、LUMINA Iも継続して展示しておりますので、もちろんのこと比較試聴も可能です。
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大きさも結構違います。
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横から見てもこの通り。
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やはり150mmのウーファーは余裕を感じます。それと共に、中高域の透明度、素直な広がりにHomage Collectionの技術を踏襲したというネットワークの優位性を感じます。

LUMINAシリーズは外連味のある中高域でわくわくするような明るい音色です。外装だけでなく音の方もスペシャルなLUMINA II AMATOR。そのキャラクターは変わりませんが、より上質な広がりと耳当たりの良さを感じさせてくれます。

洒脱なデザインでスピーカーの存在感にも一石を投じたLUMINAシリーズ。さらにスペシャルなプロダクト、是非一度実物をご覧いただきたいスピーカーです。

ところでここのところ、イタリアのメーカーが注目を集めています。お茶の水店では出自の近いcharioも展示しています。両社、初期には交流もあったそうですが、現在はまったく異なるサウンドメイキングになっています。この聴き比べもなかなか面白いです。是非お試しください。

Chario Lynxのご紹介記事はこちら
↓↓
イタリアンサウンドへの誘い、Chario Lynxの展示を開始しました!
https://audiounion-ochanomizu.blog.jp/archives/24695373.html



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さて、先日発売されて以降、各所で話題になっているECLIPSEのTD508MK4。発売以来やってみたかったけれども、かなわなかった企画。そう、前モデルとの比較。

前回のブログはこちらです。
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実はこのほど、奇跡的に前モデルTD508MK3が中古入荷してきました。
というわけで早速比べていきたいと思います。ホワイトの色味も明るいTD508MK4、どれくらい変わったのでしょうか。
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まずはユニット。径は変わっていませんが、エッジの形状、コーンの形状、何もかも変わっています。目に見えるグラスファイバーの面積が前モデルよりも減って、代わりにエッジの面積が拡大しています。
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本体(卵部分)の容積は400cc増加。直径にして5mm拡大しています。大きさに関しては上から見るとわかりやすいですね。
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全体的に大きくなっているのが分かります。
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背面のポートは位置が少し上がっています。ユニットの背面が見えますね。ポートの長さも長くなっていて、大きくなっています。
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太くなったネック。卵部分の重量増加に伴い、より強固なネックとなりました。
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背面。今最もセクシーな後ろ姿を持っているといわれる(当店にて)ECLIPSE。美しさに変わりは有りません。実際にスピーカーケーブルを接続する時に気が付きましたが、端子への結線作業はMK4が圧倒的に楽になっています。

さて、音の方はといいますと。音色・温度感のキャラクターにさほど違いはありません。

比較するとMK3が音像の明晰さを、MK4が音場のふくよかな広がりを感じます。ただし、MK4の音像の明晰さが劣るということではなく、MK3→MK4で圧倒的な音場表現が付加されたため、バランスとしてそう感じる、というにすぎません。実際比較してみると、音の細やかさはもちろん、MK4のこの音場感は圧倒的です。こと空間表現に関しては別次元です。12年の年月はやはり大きな違いとなって表れています。

TD508MK4、やはり12年分の変化をお伝えするのにブログ一回では足りませんね。残念ながらTD508MK3は中古商品の為、売り切れと共に比較試聴は終了してしまいますが、その違いは大きい、とここに残しておきたいと思います。

※YOUTUBE動画はこちら



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