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Monitor Audio新スピーカー、Studio89がやってきました。
ゴールドのユニットが渋くて格好いいです。若干忍者味がありますね(笑)

さっそく皆様にご報告したところ、大変多くの反響を頂き、驚いています。
ここのところ、Monitor Audioの展示機会が減っていたため、スタッフも新鮮な気持ちで音を聴いています。


さて、実はMonitor AudioのStudio、前モデルもお茶の水店で展示しておりました。改めて確認すると、2018年のモデルだったので、もう6年前になるんですね。
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その時の印象は「よどみないスムーズな出音、まるで空気の様に軽やか」というものでした。英国らしい腰のあるサウンドキャラクターのMonitor Audioにおいて非常にユニークな製品であると感じたのを覚えています。

今回のニューモデルも基本的なキャラクターは一緒です。ツィーターはリボンタイプのMicro Pleated Diaphragm(MPD)III高周波トランスデューサー。

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ツィーターの上下にはRDT III(リジッド・ダイアフラム・テクノロジー)のバス・ミッドドライバー。10.8cm径は、確かに「ウーファー」というには小さすぎるサイズです。
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バスレフポートはスピーカー背面の上下に配置されています。

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そういえば、最近バーチカルツインのブックシェルフスピーカーって、あまり見かけませんね。

オーディオ好きには周知のことと思いますが、ツィーターの上下を同仕様のウーファーで挟んだスピーカーを「バーチカルツイン」と呼んだりします。日本語にすると「仮想同軸」。つまりツィーターをウーファーの中心に埋め込んだ「同軸ユニット」を模してユニットが配置されたスピーカーになります。

バーチカルツインと言えば、国内のメーカーではパイオニアさんが有名だったでしょうか。同じ2ウェイでも三つのユニットを縦に並べる必要があるため、構造上スピーカーのサイズそのものが大きくなりがちなところがデメリット。逆に同軸の様にツィーターを中心に包まれるようなサウンドステージが楽しめるのがメリットです。真ん中にツィーターを埋め込まなくてよいため、ウーファーユニットを小さくすることもできます。

10.8cmのウーファーは見た目どおり軽快。Studio89も以前のStudioに感じたような驚くべき軽やかさ、スムーズさを表現します。よどみなく、空気の様に展開される360度のサウンドステージは一聴に値するキャラクターです。
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見た目だけでなく、サウンドもユニークなStudio89。お茶の水店にて常設で展示を開始しました。
是非、お試しください。



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